上倉家のあやかし同居人 ~見習い鍵守と、ふしぎの蔵のつくも神~
自分を変えたい女子高生と人間みたいな神様達の、ほっこり泣ける物語。
- 著者:梅谷 百
ふしぎの蔵には恋あり、涙あり、謎あり!
愉快なつくも神たちとのにぎやか同居生活
その蔵には、百年を待たずして魂が宿った"物"がたくさん棲んでいた――。東京から父親の田舎に越してきた女子高生の結花は、敷地内にある古い蔵で"視えて"しまった。それは、着物のイケメン・蘇芳さんをはじめ、たわしの伝兵衛、キセルの華など、長年蔵に閉じ込められていたつくも神たち。結花は半ば強引に、彼らを管理しつつお願いごともこなす「鍵守」として働くことに。
最初の仕事はキセルの華を元の持ち主に返すこと。右も左もわからない田舎で、時代錯誤なつくも神たちと共に六十年前の持ち主捜しが始まった――!
- 【定価】
- 715円(本体650円+税)
- 【発売日】
- 【サイズ】
- 文庫判
- 【ISBN】
- 9784048923408