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たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

汐見夏衛のタイムリープ小説は、残酷で、切なくて、温かい。

高校2年生のなずなのクラスメイト・鈴白くんが、突然命を絶った。
彼は明るくて容姿も成績も良い、学校の人気者。
だから、彼に限って自殺なんてありえない……皆そう思っていた。

「彼の悩みに気付いていたら」。後悔が膨れ上がり、
その晩なずなは鈴白くんと一緒に作った思い出の砂時計に「時間を巻き戻したい」と願って眠る。
翌朝目覚めたなずなは、なんと1ヶ月前にタイムリープしていた。
笑顔で登校してきた鈴白くんの姿に安堵するなずなだったが、
ひと月後、彼はまた死を選んでしまう。

鈴白くんの死を止めるため、何度もタイムリープを繰り返すなずな。
そんな彼女の行動に、ひとりだけ気づいている男子生徒がいて――。

なずなは残酷な運命を変えられるのか。
何気ない毎日が愛おしくなる、祈りと叫びの青春物語。


定価
968円(本体880円+税)
発売日
サイズ
文庫判
ISBN
9784041167564

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