21 つかみとりたい!
一瞬、クラス中がしん、とした。
うちがなにを言ったのか、わからなかったみたいに。
それから、クラスメイトたちが、
「えっ……どういうこと?」「あかねさんと、かえでくん……って?」
ざわざわと小声でたしかめはじめる。
「あ、あかねくん……。いや、あかね……さん……!? い、今の話は、どういう……」
左野先生も、ぽかんとしている。
「つまり、あかねが女子で」
「かえでが男子だ、っていうことです」
うちの言葉をひきとって、かえでが言う。
とうとう、バラしてしまった……!
「……なんということだ……おまえたちは2人がかりで、転校してからずっと、このわたしを……学校を、だましてきたというのか!?」
校長先生は、目をむき、愕然としている。
校長先生が、気を落ちつけるように息をはくと、その視線はいっそうきびしく、するどくなる。
「これは深刻な問題行動だ! 左野先生、今すぐに、この2人の保護者に連絡しなさい!」
「……は、はい……」
左野先生は、おどろきがぬけきらないまま、ふらふらと職員室へむかった。
これで、この場にいるのは騒然としているクラスメイトと、うちとかえで。
そして、校長先生。
校長先生は、怒りに燃えた目でうちらをにらみつけてくる。
これまで見たことのない表情に、うちとかえでは気圧されそうになるけれど、ふみとどまる。
「2人とも、ずっとみんながだまされていて、さぞ楽しかったことだろうね?」
うちらは、そろって首を横にふった。
ちがう、そうじゃない。楽しくなんかなかった――…………ううん。
楽しかった。
この3週間ちょっと、うちらは生まれて初めて、性別にわずらわされずに、おだやかにすごして、そして……苦しんだ。
「ふん、どうだか。なんというわるい子どもたちだ。前代未聞だ。こんなことは絶対にあってはならない、ゆるすわけにはいかないぞ」
「待ってください。ウソをついていたことは謝ります。でもぼくたち、なにもわるいことは……」
かえでのうったえをきいても、校長先生のさげすむような目つきは変わらなかった。
「わるいことはしてない、だと? いたずらのつもりなら、なおさらわるい。みんなをだまして、いったいなにがしたかった? どうして『ふつう』にできないんだ……」
「うちらはただ、自分らしく学校生活を送りたいだけなんです!」
「『自分らしく』、ねえ。そんな自分勝手な理由で、ずっとだまされていたみんなは、どう思うだろうか? ――見てみなさい、クラスメイトの顔を」
そう言われて、ずっと校長先生だけにむけていた視線を、まわりにうつす。
みんなの顔は、それぞれ、こわばっていたり、青ざめていたり。
うちと目が合うたびに視線を泳がせて、気まずそうに、目をそらしたり、うつむいたりする。
だれも、なにも言わない。
藤司は?
「あ……」
藤司は、ぼうぜんとして、うちとかえでを見ていた。
その目が、信じられない、信じたくない、と言っているかのよう。
この3週間、親友みたいにすごした、うちのウソ。
そして、好きになった『かえでちゃん』の正体……。
うちと視線が合うと、顔をくしゃっとゆがめて立ちあがり、そのまま教室を出ていってしまう。
「藤司…………!」
――足もとが大きくゆれたみたいだった。
サイアクの覚悟はしていたけれど、どこかで期待もしてた。
藤司は、わかってくれるんじゃないかって……。
「わかっただろう? これが、学校中にウソをついて、『自分らしく』すごしたおまえたちへの、みんなのリアルな反応だよ」
うちとかえでが身をちぢめてうなだれると、校長先生は堂々と口を開く。
「きみたちなりに挑戦したことは、評価しなくもない。だが、きみたちのひきおこした混乱を、見てごらん。きみたちが壊そうとしたのは、学校の、社会の秩序――社会を維持するためのきまりであり、たがいの信頼というものだ。最近は『自分らしさ』なんて言葉で、自分勝手な気持ちを押しとおそうとする者も多いようだが、どうかと思うね。そうやってみんなが、たかが気持ちの問題で、『自分らしく』好き勝手に動いたらどうなるか、10歳なら想像できていいころだ……」
待って、ちがう。そんなことがしたかったんじゃない。
学校を、社会を、めちゃくちゃにしたいわけなんか、ないよ。
でも、うちらが「うちららしく」することが、社会を壊すことだって言われるのなら。
したくないことをガマンして、生きていくべきだったの?
「社会の秩序」にうまくなじめない、うちらのほうが、まちがっているの?
うちらがうちららしく、この世に存在していちゃ、いけないの?
わからない。わかりたくないよ――!
「――――あの。ちょっといいですか?」
うちとかえでが、ただだまってうつむくしかなかった、そのときだった。
くるくるのツインテールをゆらす女の子――北大路鈴華が、校長先生にむかって、声をあげた。
「ああ、北大路さん。北大路さんからも、クラスの代表として、なにか言ってあげなさい」
「……わかりました」
北大路さんは、ちらりとうちらのほうへ体をむける。
「あかねくん、かえでちゃん。みんなにウソをついていたのは、よくないわ」
北大路さんは、キッパリと告げる。
そのとおりだ。うちらは、そろって深く頭を下げた。
「「……うん。本当に、ごめんなさい」」
「でもね。私たちをだましていたって、校長先生は言ったけど、私はそうとは思えない。むしろ、校長先生みたいな人たちから身を守るために、しかたなくウソをついていた。――ちがう?」
「うむっ?」
校長先生が、短く声をあげる。
きっと、予想外の言葉だったんだろう。
それはうちも同じで、すぐに返事ができなかった。
「……う、うん。そうだよ」
かえでがうなずくと、北大路さんはあらためて、体を校長先生へむけた。
「校長先生は、2人に対して、『社会の秩序』とか、むずかしいことをおっしゃっていましたけど。本当に、社会って、そんなに簡単に、めちゃくちゃになるようなものなんですか?」
北大路さんからの、まさかの質問に、校長先生はおどろいたように体をゆらす。
「きみたちは、まだ子どもで、おとなの社会のことがわかっていないから、問題の本質が……」
「どういう問題なんですか? 校長先生こそ、『なんか気にいらない』っていう、たかが気持ちの問題を、社会とかいう大きな言葉で、まるめこもうとしてるんじゃないですか?」
北大路さんのするどい言葉に、校長先生はぐっとのどを鳴らす。
でも、そのまま口を閉ざすことはなかった。
「わ……わたしはなにもまちがっていない。このままほうっておけば、『ふつう』じゃないこの2人は、この先、きっと苦労することになる。2人の保護者だって、さぞ悩むだろう。なにより苦しむのは本人自身なんだ。子どものうちから、社会のルールというものを教え、トラブルがおきないようにみちびくことが、わたしたちの役目だ!」
「…………ああ、そうかい。保護者のあたしのことまで考えてくれてたなんて、ありがとうね」
ききなれた、耳になじむような、少し低い女の人の声。
「「お……おばあちゃん!?」」
そっか、左野先生が連絡したのか。
でも、おばあちゃんのうしろにたっているのは、辻堂先生だった。
「左野先生は顔色がすぐれなかったので、かわりに私が保護者をご案内しました」
辻堂先生の、すずやかな声がひびく。
うちと目が合うと、ニコリとほほえんでくれた。
たったそれだけで、凍りついていた世界に、小さな火がともったみたいな気持ちになる。
おばあちゃんが、一歩前に進みでる。
「ひさしぶりね、豆田くん。今は豆田校長先生かね」
「……もしかして、水穂か?」
校長先生は、少し考えたあと、ハッと目を開いた。
水穂っていうのは、おばあちゃんの旧姓だ。
「おばあちゃん、校長先生と知り合いなの?」
「ええ。小学校時代の同級生だから。マメは、昔と、だいぶふんいきが変わってるけどねえ」
そうつぶやくおばあちゃんは、少しさみしそうだった。
「豆田くんの言ったことは、すべてがまちがっているわけじゃないよ。たしかにうちの孫たちは、『ふつうの子』じゃないかもしれない。でもね、『ふつう』や『社会の秩序』なんて、そのときその時代の価値観でしょう? これまでもだれかが変えてきたわけだし、これからだって、変えられる。あーちゃんとかえちゃん――あかねとかえでは、こうして行動をおこしてまで、だれが決めたわけでもない『ふつう』を、変えたいと思っている。それなら、いっしょに努力してあげるのが、おとなの役割だって、あたしは思うんだけどねえ?」
「し……しかし、子どもを自由にさせすぎるのは、保護者のことを思うと――」
「安心しなさい。2人は、保護者として、責任をもって、あたしが監督するから」
おばあちゃんは一歩も退かず、高らかにそう告げた。
「ふ、ふん。どんなことになっても、わたしは責任をとらないからな!」
校長先生はくるりと背をむけ、ドアをあらあらしく開けた。
「あっ、あの、校長先生」
その背中に、かえでが声をかける。
「それでぼくたち、あかねがサッカークラブ、ぼくがおえかきクラブに入っていいでしょうか?」
おずおずと食いさがるかえでに、校長先生は、うんざりしたような顔になった。そして、
「勝手にしろ」
といって、ドアを閉め、足音高く、去っていってしまった。
「……つまり、おえかきクラブに入ってもいいってこと?」
「今の言い方だと、そうね。安心しなさい、ここにいる全員が、ちゃんときいていたから」
北大路さんがクラスメイトを見まわすと、みんな、ひかえめながらも、うなずいてくれた。
「「や……やったあ!!」」
うちとかえでは、手を合わせて、とびはねる。
――ウソをつくのをやめても、好きなクラブに入りたい。
それを実現するためのチャレンジを、成功させられたんだ!
でも、うれしいのは、クラブのことだけじゃない。
「「おばあちゃん……!」」
うちもかえでも、おばあちゃんにかけよる。
おばあちゃんの、さっきの話し方で、わかった。
きっとおばあちゃんは、学校から連絡がくる前から、うちらの『とりかえ』に気づいていて、だまって見まもってくれていたんだって……!
おばあちゃんは最初からずうーっと、正真正銘、うちらの味方だった!
おばあちゃんは、にっこりと笑いながら、うちらの頭をなでる。
「あたしとは、あとでゆっくり、おうちで話せるからね。今は、お友だちと話してきなさい」
「「うんっ」」
そして、すぐにクラスメイトの――北大路さんのもとへいそぐ。
「あのっ、北大路さん。本当に、ありがとう」
北大路さんが、うちらの味方になってくれて、本当に心強かった。
きっと、北大路さんが声をあげてくれなかったら、うちらは校長先生におしつぶされて、終わってしまっていた。
「いいえ。こちらこそ、あなたたちには勇気をもらったわ」
「「え?」」
あんなにハキハキと校長先生にモノもうしていた北大路さんが、うちらから勇気を?
「ねえ。私の服って、いつも派手でしょう?」
「しょ、正直に言うと……うん」
北大路さんは、その場でくるりとまわってみせる。
なびく、金色に近いイエローのワンピースが、まぶしい。
「これね、ぜーんぜん、私の趣味じゃないの。私のお母さんの好みよ」
北大路さんは、パシッとワンピースをたたいて、肩をおとした。
「お母さんがうるさいから、しかたなく着てるだけ。本当は――そうね、あなたが着ているような、落ちついていて、かわいらしいのがいいわ」
北大路さんは、かえでの服を指さして、笑みをうかべた。
「本当は、ずっとイヤだった。でも、お母さんの機嫌をそこねたくない。着たくもない服を毎日着てるってことを、みんなに知られたくもない。だから、私が好きで着ているみたいにふるまってたの。バカみたいよね」
「あ、そっか。だから、ヒールの話のとき――」
かえでは、だれにもきこえないくらい小さくつぶやいた。
なにか、思いあたることでもあったのかな?
「でも、校長先生に立ちむかうあなたたちを見て、私も決めたわ。もう私は、お母さんの着せかえ人形から卒業するって。2人とも、応援してくれる?」
「「もちろん!」」
うちもかえでも、ブンブンとうなずく。
「ありがとう。……ねえかえでくん、私のこと、ずっとこわがっていたでしょ?」
「えっ! …………う、うん」
「やっぱり。うちの学校はクラスがえがないから、初めて話す子に、見ためも言い方もキツイって思われること、頭からぬけていたわ。ごめんなさい、私はただ、かえでくんに、安心してこのクラスですごしてもらいたかったの。自分の意見をハッキリ言えるくらいね」
かえでは少しおどろいたような顔をしたあと、ほっと笑みをうかべた。
「気にしないで。ぼくのほうこそ、北大路さんのこと知りもしないで、こわがっちゃってごめんね」
「おたがいさまね。そうだ、私のことは、名前で呼んでくれればいいわよ」
ニカッと笑う北大路さん――鈴華ちゃん。
そして、また別の声がした。
「あ、あのっ、か、かえでちゃ……かえでくん!」
次に近づいてきてくれたのは、凜ちゃんだ。
「凜ちゃん、ごめん……ぼく、ずっとウソをついてて、イヤな気持ちにさせたよね?」
かえでの少し苦しそうな声に、凜ちゃんは、ブンブンと音が鳴るくらい、頭を横にふった。
「私、かえでちゃ……くんは、話しててすごく楽しいけど、なんとなく、カベがあるなって感じてたの。でも今、かえでくんのヒミツを知れて、ああそうだったんだ、って……もしよかったら、これからもっと、なかよくなりたいって思ってる……どうかな?」
「……っ!」
凜ちゃんの言葉に、かえでは目を見ひらく。
「おえかきクラブ、入ってね。いっしょに絵を描けたらうれしい。今度、うちにロコちゃんも見にきてほしいな。うちのお母さん、きっと喜ぶから」
「うん……っ、いきたい……!」
かえでは、ふにゃりと口もとをゆるませると、すぐに手でおおって、顔をかくした。
その様子を見ていたうちも、つられて泣いてしまいそうになった。
さっきまで、顔をひきつらせていたクラスメイトたちが、何人か、うちらに近づいてくる。
ただ1つだけ、教室を出ていったままの藤司のことが、胸に重くのしかかっていた――。
22 ありのままの自分で
「みんな、おはようっ!」
「お、おはよう」
次の日の朝。
うちは、教室の前で大きく息をすってから、かえでといっしょに、今までどおり元気よく入っていく。
クラスメイトの反応は、いろいろだ。
「2人とも、おはよー!」
と、昨日の朝となにも変わらないみたいに、接してくれる子。
「お、おはよ……」
どこかぎこちなく、あいさつする子。
うちらを見て、さりげなく視線をそらした子もいる。
「ねえ、あのかえでくんのかっこう……」
「男子にもどるんじゃなかったの?」
チラチラとうちらを見ながら、友だち同士、ささやきあう子たち。
でも。
「おはよう。あかねちゃん、かえでくん!」
「2人とも、おはよう」
あいさつしながら、うちらのそばにきてくれたのは――。
「凜ちゃん、鈴華ちゃん!」
「あっ、かえでくん、その服――」
凜ちゃんが、かえでの服装をながめて言う。
落ちついた赤色で、腰の部分にリボンのついた、少し秋っぽいワンピースだ。
両耳のそばには、それぞれ小さく三つ編みに髪をアレンジしてある。
「……うん。ぼく、こういう服のほうが、しっくりくるんだ。髪も、このまま伸ばすつもり」
「そっか。今日も、すごく似合ってるね」
「ありがとう。あとね……ぼくのことはこれから、『かえでくん』でも『かえでちゃん』でも、みんなの好きなふうに呼んでくれたらうれしい」
かえでは、他の人にもきこえるように、少し声をはった。
「ええ、わかったわ。あかねちゃんは、どうする?」
「うちは、呼びすてか、『あかねちゃん』かな!」
うちはこれからも、『あかねくん』っぽい服を着るかもしれないけど。
呼び方は、あかねちゃんのほうがいいなって、思うようになったんだ。
「鈴華ちゃんも、今日は服のふんいきが、ずいぶん変わったね!」
「でしょ! 私もね、昨日、お母さんの選んだ服はもうイヤだって、言ってやったのよ。ふふ、ビックリしたみたいだった。今日は、適当に家にあった服を着てきたけど、おやすみの日にお店へいって、自分で服を選ぶつもり」
そう言う鈴華ちゃんの表情は、どこかすがすがしかった。
そのとき。
「か……かえでちゃん。……いや、かえで!」
うちらの輪の外から、かえでを呼ぶ声がする。
この声って――。
うちもふりむくと、緊張した様子の藤司だった。
「藤司。昨日は、ごめん。それに、ずっとだまっていて、ごめんね。『とりかえ』を言いだしたのは、うちなの。だから、責めるなら、うちを責めて」
うちが早口で言うと、藤司が両手をあげて、とめた。
「いや、2人を責めたいわけじゃ……いや、ちがわないか。おれさ、昨日は、すげー落ちこんだよ。正直、おまえらのヒミツをきいたとき、めちゃくちゃ、ショックだった」
うちもかえでも、うまく言葉が見つけられなかった。
「でも、思いだしたんだ。おれが、金管クラブに入れなかったことを話したとき、かえでは、おれの気持ちによりそってくれて……すげー心がかるくなった。だからおれも、2人を責めたりしないよ」
藤司の声音も表情も、はればれとしていて、それが本心なんだってことが伝わってきた。
「それに、ひと晩考えて、やっと気づけたんだ。かえでが『かえでちゃん』じゃなくなったって、なにも変わらないって。おれはきっと、これからも、かえでのことが、す――」
ピタッと、藤司のくちびると、表情が固まる。
「「「す……?」」」
鈴華ちゃん、凜ちゃん、うちが、三つ子のごとく、声をそろえてしまった。
「……いや、なんでもない」
藤司の顔はみるみる赤くなって、今にも湯気が出そうだ。
「と、とにかく、おれは、これまでどおりでいくからな、あかね、かえで!」
「うん、ありがと!!」
――男子っぽいうちや、女子っぽいかえでを、笑ったり、近づきたくないって感じる人もいる。
だけど、まっすぐむきあってくれる人もいる。
たとえ、とりかえなくたって!
そういう人を、これから大切にしていこうと思う。
それに、今は「受け入れるなんて絶対ムリ」って感じてる人だって、もしかして時間がたったら、気持ちが変わることだってあるかもしれない。
うちらはこれからも、チャレンジをつづけるよ。
まだまだ、むきあわなくちゃならない問題は、たくさんあるから。
ねっ、かえで!
「柴沢くん、ありがとう。凜ちゃんも、鈴華ちゃんも、そして――あかねも」
かえではそう言うと、ほがらかに笑った。
その花のような笑顔に、うちらも、自然とほほえみ返していた。
1巻はここまで。
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