◆こたえ◆
① 沖縄や小笠原諸島周辺の海
でした!
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『角川の集める図鑑GET! 危険生物』184~185ページより
◆解説◆
モンハナシャコは、インド洋から太平洋にかけて、沖縄や小笠原諸島周辺の日本沿岸の海にも生息する、シャコ目ハナシャコ科の生き物です。サンゴ礁などに巣あなをつくってくらします。カマキリのかまをさかさにしたような形の捕脚を使った、時速約80㎞にもなる高速で強力なだげきで、貝のからやカニの甲らをくだいてしとめて食べます。
そして本連載ではコラボ企画を記念して、特別にカワスイ飼育担当クルーの危険生物コラムをいただいています! 直接危険生物に触れている人だけが知っている、とっておきのお話です。
カワスイ飼育担当クルーが語る 危険生物のひみつ
クジャク? カマキリ? エビ?
第4問に引き続きご紹介するモンハナシャコですが、今回は名前の由来についてお話します。
モンハナシャコは漢字で書くと『紋花蝦蛄』と書きます。これは胴体部分に円形に近い斑紋(はんもん)があり、花のように華やかな模様を持っていることが由来となっています。また英名では『Peacock(ピーコック) mantis(マンティス) shrimp(シュリンプ)』といい、クジャク・カマキリ・エビと3種類の生物の名前が付けられていますが、どれの仲間でもなく、シャコの仲間です。クジャクのような派手さとカマキリのような補脚を持ち、エビのような形をしているところからこの英名が付けられました。
カワスイでは、モンハナシャコが脱皮したため、その脱皮殻も展示中ですのでそちらもぜひ見てくださいね!
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ぜひ、“カワスイ×「角川の集める図鑑GET!」世界の危険生物展”でも、本物の危険生物を確認してみてください。6月30日(木)まで開催中です。イベント詳細はコチラから!