◆こたえ◆
③ ウナギのなかま
でした!
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『角川の集める図鑑GET! 危険生物』172~173ページより
◆解説◆
ウツボはウナギのなかまです。長いつつのようなからだの表面は、ぬるぬるしたねん液でおおわれています。昼間は岩あななどに身をひそめてすごし、夜になると活動します。人間が不用意にさわろうとすると、かみついてきます。
そして本連載ではコラボ企画を記念して、特別にカワスイ飼育担当クルーの危険生物コラムをいただいています! 直接危険生物に触れている人だけが知っている、とっておきのお話です。
カワスイ飼育担当クルーが語る 危険生物のひみつ
実は臆病な海のギャング!?
ウツボはウナギ目ウツボ科に属する魚で、「海のギャング」とも呼ばれる危険生物です。実は臆病な性格で、普段は岩陰やサンゴ礁などに隠れており巣穴からでることはほとんどありません。食性は肉食で、甲殻類やタコが大好物です。ちなみにウツボとイセエビは相利共生という関係で、タコの大好物であるイセエビはウツボと暮らすことで身を守り、ウツボはイセエビと暮らすことでタコを食べることができるという面白い関係を築いています。そしてウツボは噛みついた獲物が逃げにくいように歯が喉の方を向いて生えていて、さらに「咽頭顎」(いんとうがく)という歯が喉についています。生命力も高く、皮膚呼吸ができるので陸上でも30分ほどは生きることができます。
カワスイのウツボはアゴが少ししゃくれていて正面からみるとなんとも言えない可愛さがあります。元気いっぱいで水槽のレイアウトも毎日のように破壊し、担当者を泣かせています。
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ぜひ、“カワスイ×「角川の集める図鑑GET!」世界の危険生物展”でも、本物の危険生物を確認してみてください。6月30日(木)まで開催中です。イベント詳細はコチラから!
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