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【小学6年生にして、社長!】第11回角川つばさ文庫小説賞受賞作品が発売中!

小学生が会社をたち上げ、オトナと本気の「商品開発」勝負にいどむ『社長ですがなにか?(1)』

角川つばさ文庫から、9月13日(水)に「第11回角川つばさ文庫新人賞」一般部門《金賞》受賞作である『社長ですがなにか?(1) 小学生、オトナと本気のアイデア勝負!』(あさつじみか・作 はちべもつ・絵)が刊行されました。



「第11回角川つばさ文庫小説賞」一般部門にて《金賞》受賞

主人公・萌黄くららは、小学6年生にしてホンモノの「社長」!

野球チーム仲間で親友の青羽 玄・白瀬 凛と3人で、去年の夏に参加した「商品開発イベント」と、そこで企画した商品「ウソつきドリル」の大ヒットをきっかけに、商品アイデアを他社へ売り込む企画会社「ペーパー・エア・プレイン社」をたち上げる。

年齢やお金の有無に関係なく「ひらめき」1つで勝負できる《企画》のおもしろさに気づいた彼女たち。しかし「コドモ」である3人をだれもまともに取り合わず、閑古鳥が鳴き続ける日々。
そんな中「超大手ファッション企業」と「廃業寸前の老舗文具屋」からの、新商品コンテスト《文具祭》への「共同開発」のおさそいがあり……?

舞い込んできたのは、現状打破のラストチャンス。
この「ダブルオファー」をきっかけに、物語は大きくうごき出す!

<選評より抜粋>
「この作品の肝は、なんといっても子どもたちの考える文房具のアイディア」
「十分金賞に値する作品」――宗田理氏
「新しいアイデアが生まれる過程も胸熱くなる展開」
「小学生3人組がやってのけるというのが痛快」――本上まなみ氏

 ※選評全文:https://tsubasabunko.jp/award/announce-ippanVol11.html

くららたちの前に立ちはだかるのはシビアな現実。「子どもには無理だ」「遊びじゃない」と意見を軽んじる大人たち。
だけど、この勝負にはオトナもコドモも関係ないはず。
だって必要なのはただ一つ――「こんなもの売れるわけない」世の中の当たり前をひっくり返せるくらいの、超ド級のひらめきだけ!

オトナだらけの「商売」のセカイへとびこみ、ヒットメーカーに躍り出ろ。
小学生たちの本気の挑戦に、あなたの胸もきっと熱くなる。小中学生が熱中する児童文庫ジャンル・シェアNo.1レーベルより発売される、そんな「大逆転《起業》ストーリー」にぜひご注目ください。

著者紹介

あさつじみか
石川県在住。さそり座のA型。2023年、第11回角川つばさ文庫小説賞一般部門金賞を受賞。

受賞の言葉

このたびはすばらしい賞をいただきまして、誠にありがとうございます。
選考にたずさわってくださったすべてのみなさまに感謝しております。
今回賞をいただけた物語には、自分自身が体験してきたことをぎゅっとつめこんでいます。小学生の時に「将来は社長になりたい」って言っていた友だちがいたなあ、中学生の時に主張大会でスピーチの練習をいっぱいしたなあ、高校生の時に商品開発をがんばったなあなどなど……。
今までの経験のおかげで書くことができましたし、無意味なことってないんだなとつくづく実感しました。
それもすべて、この賞に選んでいただいたおかげです。重ね重ねになりますが、本当にありがとうございます。これからのわたしのチャレンジが、自分だけでなくほかのだれかにとっても意味のあるものになるようがんばります!

書誌情報


作:あさつじ みか  絵:はちべ もつ

定価
814円(本体740円+税)
発売日
サイズ
新書判
ISBN
9784046322609

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