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プロの演奏家になるには楽器を小さい頃から始めるべき?【『すごすぎる音楽の図鑑』試し読み!】


音楽にはどんな歴史があり、今までどんな音楽が生まれてきたのでしょうか。
楽器にはどんな種類があって、どう変化してきたのでしょうか。
音楽の世界は広く、世の中にはまだまだみなさんの知らない音楽があるはずです。
もっと音楽を知りたい、もっと音楽でワクワクしたい…!
そんな気持ちに、指揮者でピアニストの反田恭平さんと、ジャパン・ナショナル・オーケストラのメンバーが応えてくれました。

※本連載は『音のひみつがすべてわかる! すごすぎる数の図鑑』から一部抜粋して構成された記事です。


<音楽トリビアのはなし>プロの演奏家になるには楽器を小さい頃から始めるべき?

 いつから楽器を始めたらプロの演奏家になれるのでしょうか。その年齢に決まりはありませんが、2~3歳から始めることが多いのはヴァイオリンやピアノ。これに対して、管楽器は中学校の吹奏楽部で始めたというケースも多く見られます。ある程度体が大きくなってからの方が習得しやすい楽器もあるので、高校や大学で始めて、プロのオーケストラに入ったという人もいます。始める時期よりも、その後どんな練習をし、学んだかが重要なのです。

 演奏家を目指す場合、音楽系の高校や大学に進むことが多いです。卒業後、オーケストラに入るにはオーディションに受からなければなりません。しかし、わずかな募集人数の狭き門。合格するには高い演奏能力はもちろん、オーケストラとの相性なども審査の基準になります。

 プロの演奏家になるには、まずは生の楽器の響きを知っていることが大切。いろいろな音楽の演奏をたくさん聴いて、よい音に親しんでおくといいでしょう。



  豆知識  

幅広く活動していくにはアピール力も必要です。自分のレパートリーや実績などを売り込む強引さが、その後の活躍の場を呼び寄せることも。プロの演奏家にはコミュニケーション能力も求められるのです。

 

音楽をもっと楽しもう!

敷居が高いと思われがちなクラシック音楽ですが、そんなことはありません。
楽器のひみつや作曲家の意外な素顔を知れば、もうでとは違った音楽の聴き方ができるはず。
ぜひ一度、クラシック音楽を聴いてみてください!


  • 【書籍情報】


監修: 反田 恭平 著者: ジャパン・ナショナル・オーケストラ

定価
1,485円(本体1,350円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784046075512

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