
みんなおしだまって川の中を歩いていった。周りは今はおそろしいほどに静かだ。
…水の音がする。いやな気配を感じて、音のするほうを見た。
「――まさかアリゲーター!?」
君たちめがけて巨大なアリゲーターが向かってきている! そいつは水を切って、まっすぐ君たちのほうへ突進してきた。にげる先はあの橋しかない! とっさにみんなで橋の下をくぐった。
アリゲーターが橋の手前でスピードを速め飛びかかってきた――もうだめか!?
すると、せりだしたアリゲーターのあごが橋に激突した! その衝撃で橋がこわれ、君たちの目の前でくずれ落ちた。