
どこまで運ばれたのだろう。気がつくと、かすみがかかる程度だった景色はきりが深くなっていて、よりいっそうここがどこだか分からない。
「また何か来る!」ソフィーがおびえた様子で海の前方を指した。海面下にまた魚のかげがうつっている。
…いや、何だ? この巨大な生き物は! 尾の形からクジラかと思ったが、ジュゴンのような頭がちらっと見えた。もしや博士が言っていた、正体不明の巨大な影とは、この生物のことだったのだろうか。
「あれは…。本当にいたわ…ステラーカイギュウ…」ソフィーがつぶやいた。
「え!? なんだって!?」ジェイクはおどろいてソフィーを見るが、君は目の前の光景から目がはなせないでいた。謎の海獣が泳いでいった、きりの先に島のかげが見えたのだ!
もう一度海面下に目をこらすと、大きなウミガメが泳いでくるのが分かる。
「カメ! つかまえてくう!」さわぐターゼンをジェイクが止めた。
「食うなって! でも何か使えないかな?」

▶ウミガメにつかまって島に連れて行ってもらう
▶ボートをすて真っ直ぐ泳ぎ、島の東側を目指す
▶ボートをすて遠回りでナナメに泳ぎ、島の西側を目指す
☆シェリーからの手紙をきちんと読めていたら、それがヒントだよ!