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秘密結社ヤルミナティーの世界の1%しか知らないオカルト事典 第4回「人類を脅かし続ける ペストの恐怖」


都市伝説から陰謀論まで。人気オカルトYouTubeアニメ「秘密結社ヤルミナティー」の3人組が、知られざる世界の謎にせまる!
第4回は、何度も人類を巨大な危機に陥れた「感染症」の話。

人類を脅かし続ける ペストの恐怖

 人類の歴史はさまざまな感染症との戦いでもある。
 特に黒死病と恐れられたペストは、何度も人類を巨大な危機に陥れている。
 ここでは、人類とペストとの戦いについて、解説してみようか。



中世にはヨーロッパ人口を激減させた

 ペストはネズミなどのげっ歯類を宿主にする感染症で、ノミなどを介して感染が広がる。肺ペストの場合は、感染者の飛沫などからの感染もある。致命率は高く、治療しても10%ほどあり、それができない場合は60〜90%ともいわれる。治療法がなく、細菌による感染という概念さえなかった時代は、防ぎようがない死の病だった。
 わかっているだけで史上3度のパンデミック(世界的流行)を起こしており、最初のそれは6世紀の東ローマ帝国を中心に起こり、帝国衰退の原因になった。第2の流行は深刻で、13世紀以降中国で流行したそれは、巨大なモンゴル帝国の物流に乗って、世界に伝播する。14世紀半ばにはヨーロッパに至り、すでに盛んになっていた地中海交易によって各国にばらまかれた。多くの人が皮膚下の内出血を起こし、皮膚が黒ずんだ状態で亡くなったため、黒死病と呼ばれ恐慌状態を引き起こした。ヨーロッパ全体で少なくとも30〜40%の人口を死に至らしめ、国によっては過半数を失ったとされる。この結果、人手不足が加速し、封建制度の崩壊を早めたという見方もある。第3のパンデミックは19世紀末に中国を中心に拡大し、日本にも上陸した。だが、ここに至り、ようやく人類はペスト菌の発見に成功し、治療法も生まれていく。ようやく、ペストに抗う力を手に入れていくようになる(※)。

豆知識
※ペスト菌を発見したひとりが、日本の細菌学者であった北里柴三郎。政府の依頼でペストが流行する香港での調査に向かった彼は、1894年にそれを発見している。

 

書籍情報

俺たちは操られているかも知れない!? この本だけのオリジナル怪異も収録
YouTubeで人気のオカルトアニメチャンネル「秘密結社ヤルミナティー」初の書籍化!
キリン、ブタのタブー、後輩のハックの3人組が、都市伝説、陰謀論、モンスター、危険スポットなど、身の周りから古今東西にいたるまで、闇の世界の謎とその真相に迫る。
オリジナル怪異も収録し、刺激的でこわ~い話が盛りだくさん!

もくじ
1章 世界の1%しか知らない!? 都市伝説
2章 本当にあった! 実話だったこわい話
3章 こいつに会ったら最後… 最恐モンスター
4章 闇に葬られし真実… 意味がわかるとこわい話
5章 背筋が凍る ヤルミナオリジナル怪異

 


秘密結社ヤルミナティーの 世界の1%しか知らないオカルト事典

  • 著 秘密結社ヤルミナティー 監修 Plott
  • 【定価】1,430円(本体1,300円+税)
  • 【発売日】
  • 【サイズ】A5判
  • 【ISBN】9784046053480

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「秘密結社ヤルミナティー」とは

チャンネル登録者180万人の考察系YouTuberキリンとPlottにより共同制作されたオカルト系YouTuberアニメ。
2020年2月にリリースされ、現在登録者数は約50万人を突破。
『秘密結社ヤルミナティー』は、世界征服のために色々な情報を集めているキリン、ブタのタブー、後輩のハックと一緒にYouTubeにて活動記録を配信中♪
ぜひチェックしてみてくださいね☆


作家プロフィール