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「これから大人になる君たちへ」未来へ歩み出すための8つのミッション その1


法律改正で成人年齢が「18歳」に! だからみなさんは、お父さんお母さんより2年も早く“大人への準備”をしなければなりません。この本は、これから大人になっていくみなさんに知ってほしい「世の中の大切なこと」満載の一冊!
特別ためし第2回は、未来へ歩み出すための8つのミッション、その1。

未来へ歩み出すための8つのミッション

「もうすぐ大人」と言われても、どのような心の準備をすればいいのかわからないもの。でも、急ぐ必要はありません。まずは、ここで紹介する小さなアクション(行動)からはじめてみましょう!

その1
毎日の生活にかかっている「お金」について調べてみよう

大人になって働きはじめると、働いて得た給料の中で家計を「やりくり」することになります。買い物の代金だけでなく、電気代や水道代、税金など、毎日の生活にかかっているお金について調べてみましょう。

生きていくために、なぜ「お金」の知識が必要?

「お金」は私たちの未来をひらく道具。あなたが大人になるうえで必要な「お金」の知識を学びましょう。



お金はあなたの暮らしのそばにある
 あなたの暮らしのそばには、いつも「お金」があります。モノやサービスの売買にも、働く人の給料の支払いにも、お金が用いられています。
 子どもだって、お金と無縁で生きていくことはできません。毎日の食事や家、電気など、身の回りはお金が存在するからこそ成り立っているものばかりです。
大人になって働きはじめると、あなたは自分自身でお金をかせぎ、その使い道を考えることになるでしょう。お金は、モノやサービスを買うためだけのものではありません。「納める」「貯める」「増やす」などさまざまな使い道があります。たとえば、道路や学校、図書館などは、私たちが “納めた”税金を使ってつくられています。貯金箱にお金を入れて貯めるのではなく、投資で“増やす”こともできます。

お金は良いものにも悪いものにもなる
 お金は、私たちの未来をひらく「道具」です。だからこそ、使い方次第で「良いもの」にも「悪いもの」にもなります
 友達とお金の貸し借りでケンカしたり、お金をめぐって詐欺が横行したり、国と国が戦争を起こしたりするきっかけにもなります。お金を持つ人がかたよれば、貧富の差が広がっていきます。
 お金は人の幸せを大きく左右するもの。お金の基本を学び、身につけることは、あなたの生活を豊かにするだけではなく、社会や世界を知ることにもつながっていきます

 

書籍情報


「18歳成人時代」到来。大人になるまでに知りたい世の中の常識が満載!
法律改正により、2022年4月で成人年齢が「18歳」に。「成年」の定義が変わるのは実に約140年ぶりのことで、これによって18歳から、たとえば「親の同意なく契約を結ぶ」「パスポートを取得する」「不動産を契約する」といったことも可能になります。
でも、成人年齢が引き下げられることは「大人になるまでの猶予期間」が短くなるということであり、みなさんは現実として、今までより2年も早く“大人になる準備”をしなくてはなりません。
この本は、そうしたことを背景に、これから大人になっていくみなさんが「世の中を渡っていくために最低限知っておくべきこと」を伝えるべく、未来を生き抜くためのヒントを図版満載でわかりやすく展開していきます。
「大人になるの、面白そう」と、“期待と楽しみ”が湧いてくる一冊です!


監修:池上 彰

定価
1,650円(本体1,500円+税)
発売日
サイズ
B5変形判
ISBN
9784046055347

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