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危険生物からの挑戦! 3択クイズ 第4問

◆こたえ◆

② 時速80㎞(高速道路を走るトラックの速さ)

でした!


『角川の集める図鑑GET! 危険生物』184~185ページより


◆解説◆

モンハナシャコの捕脚によるだげきの速さは、水中のあらゆる生き物の動きの中で、もっとも速いといわれています。その速さは時速80㎞で、えものの貝のからやカニの甲らを一瞬でくだいてしとめます。性質はおくびょうですが、人間がさわろうとすると捕脚で応戦してきます。

そして本連載ではコラボ企画を記念して、特別にカワスイ飼育担当クルーの危険生物コラムをいただいています! 直接危険生物に触れている人だけが知っている、とっておきのお話です。

カワスイ飼育担当クルーが語る 危険生物のひみつ
最速な脅威のシャコパンチ!

モンハナシャコはシャコ目ハナシャコ科に属する甲殻類で「海のボクサー」とも呼ばれる危険生物です。サンゴ礁付近に生息し、穴を掘って巣穴を作ります。
カマ状の捕脚を使い、強力なパンチで貝の殻などを砕き割ります。そのパンチ力は身体の大きさを人間に合わせた場合、720tにもなり、パンチの速さは水中にいる生物の中で最も速い、時速80㎞といわれています。
水槽のガラスや人間の指の爪までも割ってしまうほどの威力で、周りの水を沸騰させるほどの力があります。そのため、カワスイでは水槽のガラスをパンチで割られないよう、2重構造になっています。また、モンハナシャコは目が非常に良いとされており、人間の10倍もの色を識別できると言われています。
カワスイではサンゴの砂で巣穴を作って暮らし、脅威のパンチを持っているとは思えない可愛らしい姿や、両目をキョロキョロ動かしてこちらを見ている姿を近くで観察できます。



ぜひ、“カワスイ×「角川の集める図鑑GET!」世界の危険生物展”でも、本物の危険生物を確認してみてください。6月30日(木)まで開催中です。イベント詳細はコチラから!


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