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おうちで過ごす子どもたちに元気を!空想科学研究所主任研究員・柳田理科雄先生からのメッセージ

僕がおススメする本をいくつか挙げると――。

『子どもの科学☆サイエンスブックス ここまでわかった! 太陽系のなぞ』(誠文堂新光社)

僕たちの故郷ともいうべき太陽系の天体の姿が、たくさんの写真や想像図で紹介されている。これまで謎だったことが、どんどん明らかになっていくワクワク感がいっぱい詰まった本だ。





『わけあって絶滅しました。』(監修 今泉忠明/ダイヤモンド社)

古代の生物を味のあるキャラにして、彼らがなぜ絶滅したのかをユーモラスに解説されている。笑いながら読むうちに、どんどん知識が身につく。これを読んでいると「科学は楽しむのが第一歩だなあ」としみじみ思う。





『カタツムリの生活』(大垣内宏/築地書館)

身近なカタツムリだけど「何をどんなふうに食べているの? 殻は何の役に立っているの? 歩く速度は?」などと聞かれたら、実は知らないことだらけだ。これら気になる疑問の一つ一つを、ゆっくりていねいに解説していく本。とても面白い!





『新版 科学者の目』(かこさとし/童心社)

41人の科学者の伝記で、元になっているのは1969年の新聞連載。でも、いま読んでもまったく古い感じがしない。おそらく、優れた科学者たちの「目」が、時代を経ても変わることがないからであり、絵本作家として知られるかこ先生(工学博士でもある)の筆致がすばらしいからだろう。この本で、たくさんの科学者のことを知ってほしい。





『彼方のアストラ』(篠原良太/集英社)全5巻

遠い宇宙に飛ばされてしまった高校生たちが、自分たちの力で帰還を目指すマンガ。宇宙では突然、方向がわからなくなる「見当識喪失」に陥ることがあるけど、ストーリーの意外な展開に、まさに見当識喪失を味わうよう! SF+ミステリーのすごい傑作だ。





<次ページ、自宅でできる実験の紹介!>


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