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わたしのbe 書くたび、生まれる

夢中で無心な姿は、とびきり美しい。

【朝日中高生新聞連載で話題沸騰! 2025年入試国語で20校に採用された『透明なルール』著者の最新作!】
容姿に自信がない高校1年生の文香は、高校デビューを夢見つつも、自分を変えるきっかけがつかめず、消去法で書道部に所属している。そこで出会ったのは、ひときわ端正な顔立ちを持つ佑京だった。
書と真剣に向き合う彼の姿に惹かれた文香は、やがて書道そのものに魅せられ、「美しい字を書く」楽しさにのめり込んでいく。文化祭で披露する書道パフォーマンスに向けて、個性豊かな仲間とともに練習を重ねる最中、ある出来事をきっかけに佑京の秘密が明かされ──。
果たしてパフォーマンスは成功するのか。そして文香は、ルッキズムを乗り越え、自分なりの「美」にたどり着けるのか。
10代から圧倒的支持を受ける作家・佐藤いつ子が、「自分なんて」と思ってしまうすべての人に贈る、熱くまばゆい物語!

【モニター読者の声】
正直、私の中の書道は、「地味」「古風」といったようなイメージでした。そこからメイクの話や美醜の話にどう繋がるのだろうと思っていましたが、主人公の文香が書道を通じて自分なりの「美」を見つけていく様があまりにも不器用でひたむきで、自然とその姿を「美しい」と感じました。(高1)

夢中になれるって美しい、と心から思える一冊です。どんなに醜い感情も言葉も、抱えたままひたむきに進めば、いつかはきっと美しく昇華できるはず、と読み終えた後には心が軽くなりました。(高1)

他人はそんなに自分のことなんて気にしてないってわかってるけど、それでも気になっちゃうのがお年頃。この作品は欲しい言葉をくれた。(高1)

※書影はイメージです。


定価
1,760円(本体1,600円+税)
発売日
サイズ
四六判
ISBN
9784041165331

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